officeYAZAWA's blog

趣味のカメラや大好きな読書から得た知識をもとに皆さんの仕事や生活に役立つプチ情報を発信しています。

【現代人の処方箋!『エッセンシャル思考』で徹底的に無駄を省く!】

管理人YAZAWAです😃

本日のテーマは【エッセンシャル思考】です。

グレッグ・マキューンさんの著書で日本でも販売していますが初めて耳にする方もいらっしゃるかもしれませんね。

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簡単に言うと『徹底的に無駄を省く』です。

減らしながら価値を増やす。

必要なことしかやらない。

著書の中では「エッセンシャル思考とはまさに『より少なく、しかしより良く』を追求する生き方」、『人生のクローゼットを整理するしくみのことだ』と述べられています。

実際は中々そうもいきませんが…。

 

自分の仕事をやっていても上司から振られれば断ることは許されず、自分の仕事を後回しにしてもやらざるをえない。

これがよくあるパターンではないでしょうか?

 

ですが、本当にそうなのでしょうか?

上司が振ってきた仕事のほうがその時点で最優先で取り掛からなければならない仕事なのか?

もしかしたらその仕事は上司が面倒臭がって振ってきた可能性もゼロではありませんよね?

 

上司が振ってきた仕事と天秤にかけて自分が抱えている仕事が遅れることによって取引先や会社にも迷惑がかかるならそれは会社や取引先双方にメリットはありません。

 

エッセンシャル思考とは『最優先事項を見極め実践する』考え方です。

 

上記の例で言えばクレーム処理など緊急で対応しなければいけない状況でも上司に仕事を振られたらクレーム対応を後回しにして上司から振られた仕事をやらなけらばならないということですが、その仕事をやることによって上司にメリットがあるかもしれませんが自分と顧客には一切メリットはありません。

 

そのような状況であれば『すみません、顧客からのクレームに至急対応しなければならないのでその仕事は他の社員に回せませんか?』と断るべきです。

 

そうすれば自分はクレーム対応に集中出来ますし、しっかりと処理すればリピーターやヘビーユーザーになって貰える可能性があります。

上司も断られたら他の人に頼まざるをえませんし、誰もいなければ自分で処理します。

 

よほど無能な上司でなければ頼む前に相手の状況を考慮して仕事を回すと思いますが、そうでない残念な人も一定数います。

 

相手の手柄の為に自分を犠牲にする必要はありませんが、自分の仕事よりも上司から振られた仕事が明らかに緊急性が高ければ自分の仕事を後回しにして取り組みましょう。

その際必ず『この件が終了したら納期に間に合わせられるようご協力お願いします』など一言添えるのを忘れないで下さい。

当たり障りない言い方にして「貴方の仕事を手伝って私の仕事が止まるのだから終わったら貴方も私の仕事を手伝って下さいね」と暗に伝えておくのです。

 

『人生は選択と決断の連続』と言われますが、エッセンシャル思考は最も重要なことを『選択し実行する』ことにフォーカスしています。

 

どうでも良いことに振り回されたり流されるのではなく、今この瞬間にやるべきことは何か?

これをやらないことによって被る被害や損失は何か?

メリットとデメリットを明確にします。

何かをやるということは何かをやらないということです。

テレビを見たり友人達と生産性のない飲み会をしたり、どうでも良いことをやっている時間は自分を成長させる時間や機械を失っているということです。

 

エッセンシャル思考では【トレードオフ】というワードが頻繁に出てきますが、これは『何かを達成する為には何かを犠牲にしなければならない』

上に書いた例の通りです。

 

複数同時進行でこっちをやりながあっちをやるというのは交互にやっているだけであって同時進行ではありません。

人間は一つのことしか出来ません。

一つのことにしか集中出来ません。

 

エッセンシャル思考とはその最も集中するべきことを見極めるということです。

 

絶対にやらなくてはいけないことなんて多くありません。

世の中そんなことばかりだったら成立していません。

どうでも良いことも多いですがそれでも成り立っているのです。

生活する程度なら。

 

ですが、大きな成功を収めている人というのはそこから一歩も二歩も進んでいます。

みんながテレビやゲーム、飲み会、量をこなすだけの雑務に時間を割いている間に。

 

成功者ほど時間の使い方が上手いというのは紛れもない事実だと思います。

人が娯楽に興じている時間も成功者は新しい事業やサービス、アイデアなどを考えています。

なんとなく働いている間に成功者は全力で働いています。

同じところを見ていても成功者は宝を見つけます。

時間は有限ですが平等です。

 

人生の編集者は自分自身。

充実した最高の人生にするのもそうでない人生にするのも自分自身。

自分自身が編集者になって人生のシナリオを描き、演出家として最高の自分を演じ切ろうじゃありませんか!