officeYAZAWA's blog

趣味のカメラや大好きな読書から得た知識をもとに皆さんの仕事や生活に役立つプチ情報を発信しています。

【ユダヤ人から学ぶ『絶対に諦めない精神』と『深く考えること』】

管理人YAZAWAです😃

今回は現代人こそ学ぶことが多いユダヤ教の考え方を取り上げてみようと思います。

 

ユダヤ人と聞いて皆さんはどんなイメージをしますか?

恥ずかしながら僕はユダヤ人という人種があると思っていました😅

 

ユダヤ人とはユダヤ教の信者またはユダヤ人を親に持つ(持った)人のことで、ユダヤ教の信者になれば国籍関係なくユダヤ人です。

 

ユダヤ人は世界の長者番付常連なのでお金持ちというイメージが強いですし、実際お金の戒めなどお金に関する教えが聖書に書かれています。

僕が参考にしたのは石角 完爾さんの著書【ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集】ですが、僕が1番参考になるなと感じたのは『絶対に諦めない』ということ。

 

日本人は手を尽くしても無理なこともあるから『諦めが肝心』と手を引く考えもありますが、ユダヤ人は何がなんでも生き抜く方法を考える。

そのネバーギブアップの精神は非常に大事だなと思います。

 

ユダヤ人は5000年の歴史の中で侵略され、新たな居場所を求めて40年間砂漠を彷徨し、600万人虐殺されても生き抜いてきたユダヤ人の『生』への拘り。

 

ユダヤ教では『命』は神が与えたもうたものと考えています。

日本人は自分の命なんだからどうしようと勝手だろ!と考える人も多いですが、ユダヤ教では命は神が与えたのだから自ら命を絶つことは神に対する冒涜に他ならず、神以外が命を奪うことは許されないのだそうです。

 

『生きていればなんとかなる』

 

困難に直面した時に必ずと言っていいほど思い浮かぶ言葉ですよね。

 

ユダヤ人ほどこの言葉を実践している民族はいないと思います。

ユダヤの聖書には生き抜くための知恵が沢山の説話に詰め込まれていて内容も非常に具体的です。

 

もう一つ僕が感心したのがユダヤ人はとにかく考える、議論好きな民族であるということ。

 

ユダヤ人はあらゆる角度から物事を考え、議論も自分が納得出来るまで質問しまくるのだそうです。

 

これは日本人が1番苦手で嫌がるパターンですよね。

 

お手盛りの会議はまさにそれで日本人は口出しされるのをとにかく嫌がりますが、ユダヤ人は大歓迎。

異論があって当然だと考えるので自分と意見を異にするものがあればそれをとことん詰めていく。

『分からないことを分からないまま』にするのが日本人なら『分からないことは分かるまで聞く』のがユダヤ人。

 

日本人は深く掘り下げるのが苦手ですがユダヤ人は大得意。

 

面白いくらい日本人とユダヤ人は正反対。

 

何にでも疑問を抱き、理解できるまでとことん考え抜くのが現代人、特に日本人に足りないのではないでしょうか?

 

時間ばかり浪費して何も成果のない会議、ルーティーンのように毎日変わりばえしない業務。

これらの会社の仕組みが多くの思考停止人間を生み出し、創造性を奪っていったのではないでしょうか?

 

日本はこれから非情なまでの格差社会へと進んでいきます。

 

それを生き抜くのはユダヤ人のような絶対に諦めない精神と、どうやったら生き抜けるのかを考え抜く深い思考力

 

バブルに浮かれて何も対策しなかったせいで失われた30年。

バブル世代は何も考えずに働いても稼げましたし良い暮らしも出来ましたが今はただ働いているだけでは通用しません。

 

ユダヤでは景気が良い時こそ不景気に備えるように『夏の暑い時期に冬の燃料を蓄えよ』と教えるそうです。

 

日本はバブルで浮かれてその後に来る不景気に備えてきませんでした。

その弊害が長く続いていますが、その原因をつくった世代(デジタルに適応できない世代)が社会から退いていきます。

 

10年後20年後はもっとテクノロジーが発展し、より身近になることでしょう。

 

その時に『私が若い頃にはなかったから分からない』と言い訳して時代についていけず死んでいくのか。

それとも時代の変化に適応しテクノロジーの恩恵を受けるのか。

 

その鍵は時代に翻弄されながらも諦めずに生き抜いてきたユダヤの教えにあるのではないでしょうか?

 

余談ですが、僕はユダヤ人ではありませんしユダヤ教を盲信しているのでもありません。

お伝えしたいのは宗教や国籍関係なく良いものはどんどん取り入れ、時代にそぐわない慣習は自国のものでも切り捨てていく判断力こそ大事なのだということです。

 

日本人が中国人を馬鹿にしている間にあっという間に抜かれて今では追いつけないほど差をつけられたのも狭い認識でしか生きてこなかったからです。

 

国がどうこう抜きにして成長する為に貪欲に取り組んだのが中国。

バブルにしがみついて思考停止のまま年月だけ重ねたのが今の日本。

 

成功者が多いユダヤ人からも学ぶことは多いはずです。

 

治安も良く安全で国民皆保険など素晴らしい制度もさがある日本。

国民を守る土壌は整っているのですからこれからはもっと世界に打って出るスピード感が伴えば戦えるだけの地力はあると信じています。

 

日本が大好きだからこそ変わってほしいという希望も込めて記事にしました。

 

賛否両論あるかもしれませんが、あくまでも個人的見解ということをお断りしておきます。